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【MTG】レガシーを始めたいあなたへ。ベース編。

  • sayashizuna
  • 2020年7月17日
  • 読了時間: 7分

昨日より自分の使用しているレガシーのデッキをサンプルにコラムを始めました。

ベースとなるデッキは去年より流行りの4Cコントロール。

大会プレイヤーさんの上位入賞デッキとは少し違った目線のデッキです。

昨日はサイドボードを含むデッキ公開に1枚単価を色付けで仕分けしました。


【MTG】レガシーを始めたいあなたへ。


本日は昨日紹介したデッキの青文字の部分を解説します。

単価は安い部類ですが、基礎的な部分が多く採用されているので1つずつ見ましょう。

また、なぜこのカラーパイを使用しているか。

メリット・デメリットを含めて解説していきます。

Foilカードが混ざっていますが、お値段は全てノーマルでの紹介にしています。


1.マナベース・ドロー等の潤滑材



冠雪の土地。

 今回のデッキではアーカムの天測儀のみの為に採用されています。

 Snowコントロールでは氷牙のコアトルや真冬など

 冠雪パーマネントを参照するカードがいくつか見受けられます。

 基本地形を引いたはいいが冠雪の土地出ない為、アーカムの天測儀が出せない…

 という事にならないよう採用している基本地形は全て冠雪にしています。

 お値段は1枚200円-300円。


アーカムの天測儀。

 つい先日、モダンで禁止になったマナベース安定させるアーティファクト。

 場に出すためには冠雪マナを要求される為、基本地形を冠雪の土地にしています。

 マナコストが軽く場に出た時にドローのおまけつき。

 早めに展開する事でゲーム展開の自由度が高くなります。

 青マナをタップする事でドローやカウンターを持っていないようなブラフに使ったり

 オーコのプラス能力で3/3にする・テフェリーのマイナス能力と合わせて2ドローする等々

 腐る場面はほぼありません。

 4枚採用されている方が多いですが、筆者のように3枚の方もいます。

 個人的には解決策にならない場面があり、4枚は多いと感じる為3枚の採用にしています。

 お値段は200円-300円。


渦まく知識

 このカードを使いたくてレガシーをプレイされている方も多いのではないでしょうか。

 レガシーの定番ドローソースの1枚。

 インスタントで3枚引いて手札から2枚をライブラリーの上に戻す。

 基本的には相手の行動に対して回答を探す場面が多いです。

 マナスクリュー・マナフラッドを起こした場合はメインで唱える場合もあります。

 後述しますが、フェッチランドがあれば手札の不要なカードを山札に戻せます。

 ゲーム展開の早いレガシーではいつ使うかわからないカードを手札に抱えても

 あまり意味がないので、手札を整えるカードが多く採用される特徴があります。

 この渦まく知識の使い方でゲームを左右すると言われる程。

 お値段は200円-300円。

 イラストの種類が豊富なのでお気に入りのイラストを探す楽しみもありますね。


思案

 レガシーの定番ドローソース第2弾。

 人によっては定業を優先される方もいます。

 ソーサリーですがライブラリー3枚を見て好きな順番に入れ替えて1ドロー。

 マナスクリューしていて土地がない場合やマナフラッドで全て土地の場合は

 入れ替える代わりにシャッフルする事を選んでその後ドローも可能です。

 こちらも必要なカードだけを引いてフェッチランドでシャッフルをすると

 不要なカードがシャッフルされてライブラリーがリフレッシュされます。

 渦まく知識と違い、序盤は積極的に唱えて手札を整える場面が多いです。

 お値段は300円-500円。


2.除去



剣を鍬に

 白の定番除去カード。

 モダンでは相手に基本土地を与えてしまう流刑への道のご本家と呼べるカード。

 こちらの場合は土地ではなく、除去したクリーチャーのパワーを回復させます。

 同じマナ域では黒の致命的な一押しや赤の稲妻があります。

 

 メリット

  ・致命的な一押しや稲妻のように除去できるカードが限定的でない点。

  ・プロテクション白を持つクリーチャーが少ない点。


 デメリット

  ・除去したクリーチャーによってはかなりのライフを回復される点。

  ・稲妻のようにダメージでない為、プレイヤーやPWに触れない点。


 最近の環境ではクリーチャーの質が良くなった事。

 エルドラージやリアニメイト等、序盤から大型クリーチャーが並ぶデッキでは

 確定除去でないと除去が難しいクリーチャーが存在する点。

 同型のウーロを一方的に追放する等、デメリットを覆すメリットだと感じます。

 再録が多い為、直近のイラストの場合は200円-300円。

 こちらもイラストが多いので、好みのイラストを探す事ができます。


突然の衰微

 3マナ以下の土地以外のパーマネントを1つ破壊できる除去。

 青が多くマナ域の低い環境の為、打ち消されない点が最大の魅力です。

 主にクリーチャー以外の置物・オーコ・ナーセット・テフェリーを処理する役目です。

 特に3マナ域のPWはかなり有利にゲームを展開できる為

 確実に除去できるカードとして一役買っています。

 また、エンチャント・アーティファクトも破壊できる為、重宝する1枚です。

 もちろんクリーチャーも除去できる為、自由度の高い除去です。

 お値段は少し高めですが800円-1000円を少し超します。


ドビンの拒否権

 灯闘対戦の2色のアンコモンサイクルの1種。 

 他の環境でも青白系のコントロールに何枚か採用できるいいデザインのカードですね。

 ウーロやオーコが騒がれていますが最近のスタンダートのカードは本当に強いです。

 クリーチャーは打ち消す事ができませんが、自信が打ち消されないメリット付。

 1枚のカードでゲームが一気に傾く可能性がある環境の為

 確定で狙ったカードを打ち消せる点で採用しています。

 実際、このカードに何度も助けられた場面があります。

 対クリーチャーデッキでは無力な場面が多く、腐る場面もあるので採用は1枚です。

 お値段は150円-200円。


終末

 そのターンに初めて引いたカードであれば白1マナでライブラリーの下に送る全体除去。

 そのターンなので、相手のターンでカードを引いた場合も誘発します。

 現存するデッキですが、青白奇跡と言うデッキの冠を取ったデッキも存在します。

 奇跡誘発が前提ですが、どんなサイズのクリーチャーもデメリットなしで除去できます。

 高速展開で現れるエルドラージ・エムラクール・マリッドレイドなど

 1度通すと負けに直結するクリーチャーもライブラリーの下へ送る事ができます。

 普通に唱える為には6マナとかなり重いですが

 ゲームが長引いた場合は6マナをしはらって唱える場面もあります。

 剣を鍬にの採用枚数が3枚の理由として終末を採用している点です。

 また、突然の衰微・王冠泥棒、オーコ等盤面に触れるカードを複数採用している為です。

 お値段は500円-800円。


その他



天使への願い

 終末の紹介記事で触れた青白奇跡のフィニッシャー。

 奇跡誘発でX白白で4/4の天使トークンを精製します。

 ゲームが長引き、後半にX=4・X=5などで唱えて一気にゲームを終わらせる算段です。

 終末以上に奇跡誘発での使用が前提の為、採用は1枚。

 イラストがとても美しいです。

 お値段は400円-600円。


トレストの使者、レオヴォルド。

 3マナ3/3に覆いを裂く者、ナーセットの常在型能力を内蔵のクリーチャー。

 自信のコントロールしているパーマネントが対象になった場合ドローができます。

 色マナ拘束が厳しく、3ターン目に正規のマナを支払って唱える事は難しいです。

 戦場に出ると相手に拘束を要求する為、除去の対象になりやすいです。

 自信を対象に取られた場合もドローが可能で1ドローはするので

 最低限の3マナ3/3に加え1ドローの仕事はこなします。

 レオヴォルドを守る際、ドローが優先されるのでカウンターを引いた場合は

 ドローしたカウンターを使って守る事ができるので、覚えておきましょう。

 お値段は少し高めですが800円-1000円を少し超します。


崇高な工匠、サヒーリ

 通常の構築では珍しい灯闘対戦のサヒーリを採用しています。

 豊富な軽量呪文でトークンを精製し王冠泥棒、オーコで3/3にする事です。

 

 王冠泥棒、オーコのみの場合

  食物トークン精製、次のターンに食物を3/3に変換。

  クリーチャー精製に2ターンかかります。


 オーコ+サヒーリの場合

  呪文を1つ唱える度に無色の1/1の霊気装置トークンが生成されます。

  トークンさえ残れば3/3に変換できる為、呪文さえあれば毎ターン3/3を精製できます。


 PWが多いデッキの為、単体で仕事をせず守り切ることが難しいので採用は1枚です。

 オーコ+サヒーリが並ぶとかなり有利にゲームを進められます。

 この2枚でかなり時間を稼ぐ事ができる為、個人的にはお勧めです。

 有名なデッキではデス&タックスのルーンの母。

 プロテクション(有色)から対地上クリーチャーに対するブロッカーを準備できます。

 お値段は約100円。


いかがでしょうか。

レガシーを始めたいけど高いカードが多いイメージは少し緩和されたら嬉しいです。

基本的なドローソースや除去等はどこのフォーマットでも値段はあまり変わりません。

マナベース・除去は人の好みにによって採用枚数に多少の差はあります。

その他については自由なカードを採用していい枠だと考えているので

お気に入りのカードを試してみてはいかがでしょうか。

特にスタンダードのクリーチャーは線が太くなっている為お勧めです。

次回はもう少し高めなカードの紹介に移ります。

ご参考になれば幸いです。

 
 
 

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