【レガシー】ヨ―リオンコントロールを改良しました。
- sayashizuna
- 2022年9月19日
- 読了時間: 8分
更新日:2022年9月19日
秋めく日々が続きますが、まだ夏が抜けきっていない日も続きますね。
夏の暑さからもう少しで開放されると思うと体も動かしやすくなってきました。
さて、今日は久しぶりにレガシーの記事の更新です。
食わず嫌いで構築してこなかったヨ―リオンコントール。
一時期の流行りに乗りかかって構築しましたが、思った以上に手に馴染んでいるようです。
団結のドミナリアがリリースされ今回のデッキに採用するカードがあったので
入替えて採用する事にしました。

構築当初はプレイするようにと心掛けていたヨ―リオン。
プレイに慣れるにつれ、どういった場面で必要か見極めが出来るようになりました。
今回のデッキではデッキメインボードがしっかりしている為
お互いのリソースが尽きた頃…ゲーム終盤のリソース回復が主な仕事になっています。
戦場に送り出す場面は少ないですがゲームエンドを狙える1枚と言う感想でした。
勿体ない使い方かも知れませんが、しれっと手札に加える事で
意志の力や否定の力の青カウントとしてのプレイする場面も稀にあります。
さて、改良したデッキリストのご紹介です。
以前のデッキリスト より大幅な改良はありませんが
自分自身で感じていたより予想以上に長く遊べている点や雑感を綴っていこうと思います。
よく遊ぶ友人達のデッキ傾向としては
青系コントロール・URデルバー・スニークショー・Death&Tax(石鍛冶系含む)が多く
リアニメイト・暗黒の深部・ANT・一日のやり直し等の対コンボの統計は取れていません。
どこかのタイミングで遊べる方がいればなとは思いますが厳しいマッチになりそうです。
そんなデッキリストはこちら。

28 土地
1 山
2 冠雪の島
2 冠雪の森
3 冠雪の平地
1 ラヴウリンのトライオーム
1 カラカス
1 Tundra
1 Tropical Island
1 Volcanic Island
1 天上都市、大田原
2 耐え抜くもの、母聖樹
2 不毛の大地
2 霧深い雨林
3 虹色の眺望
2 沸騰する小湖
3 溢れかえる岸辺
未だに冠雪の山との入替が済んでいません。
氷牙のコアトルの為なのでそこまで冠雪の土地を必要としておらず、そのままの状態です。
土地の配分は構築当初に何となくの配分でしたが基本的に文句なし。
対Death&TaxやURデルバー等、不毛の大地がふんだんに採用されているデッキでは
基本土地を優先にサーチ、マナベースの安定化を優先するように動きます。
最近になって友人間の環境でPoxが流行り出したので
フェッチランドでサーチするべきかそのまま破壊されるべきかを考えるようになりました。
もともと、友人の誰かしらがPoxを持ち歩いていたので手慣れたもの。
こちらが動けなくなってしまえばなすがままにされてしまう点は諦めるしかないですね。

14 クリーチャー
2 瞬唱の魔道士
3 氷牙のコアトル
3 船殻破り
3 忍耐
3 自然の怒りのタイタン、ウーロ
リストに変化なし。
氷牙のコアトル
稀に4枚のが欲しくなる場面もありますが
大半が消耗しきった後の手札交換の為、妥協の枚数調整となっています。
飛行持ちで対URデルバーでのクリーチャーの打ち取りや対コントロールの微々たる打点
が主な仕事。ヨ―リオンでブリングできる期待値は薄め。
自然の怒りのタイタン、ウーロ
60枚デッキで2枚だったものが3枚に増量。
連打する事でアドバンテージは取れるもののピッチスペルの餌になりがちな印象。
基本的に1枚墓地に落ちていれば良いので適度に引き込める3枚で妥当でした。
4枚目が欲しいと感じる事がありますが、引き込んだ際はあまり嬉しくなさそうです。
船殻破り
今回の調整でさらに株を上げた1枚。
もともと居座ってもらってアドバンテージを広げる事が主でしたが
宝物トークンが今まで以上に活躍する場面が増えたので今後も期待。
エンチャント・アーティファクト以上に触られやすい置物感覚。
基本的に安全である事が保証できていない限りは戦闘に参加しない事で運用。
ダク・フェイデン、プリズマリの命令で能動的に相手に干渉する事は継続。

32 呪文
1 稲妻
3 剣を鍬に
4 豊かな成長
4 思案
4 渦まく知識
2 冥途灯りの行進
1 ドビンの拒否権
1 羅利骨灰
1 壌土からの生命
1 森の知恵
2 プリズマリの命令
1 否定の力
3 至高の評決
4 意志の力
虹色の終焉をアウトし団結のドミナリアより羅利骨灰を採用しました。
冥途灯りの行進と共に色んなカードに触れる有能カードですが
2マナのインスタントでカルドラの完成体を処分できる事に大きく評価しています。
ゲームが長引けば有利を取れるデッキですが
Death&Taxのように相手を妨害しながら動けるデッキには弱く
カルドラの完成体により少し気を緩めると一気にゲームが傾いてしまいます。
色マナさえ確保できれば強い虹色の終焉、インスタントで動ける冥途灯りの行進と
少しでも序盤から相手に干渉できる除去を採用していましたが
ルーンの母・ちらつき鬼火で守られてしまう事がよくありました。
羅利骨灰が発表された際にすぐに確保しようと感じ、個人的には正解だったと思います。
・対Death&Taxでは2マナで最低限の目的は果たせる点
・虹色の終焉との差別化。色マナ拘束が緩く、インスタントタイミングで打てる点。
・プレイが固定4マナになるが土地以外のパーマネントに触れるので汎用性が高い点。
→プレインズウォーカーが触れるようになる。
→4マナ以上のパーマネントを触る場合は虹色の終焉よりプレイが楽になる。
キッカーなしでの恩恵が薄くメインは1枚のみ。
採用に至って宝物トークンのみの運用と思い込んでいた点もあり不安がよぎりました。
いざリストを作成する際に豊かな成長が目に止まり
これは予想以上に仕事をするぞと確信する1枚となりました。
カルドラの完成体の除去はまだ願っていませんが
プレイが通ればここぞと言う危機を乗り越えられる1枚である事は体感しています。
今後の活躍に期待の1枚となりました。

6 プレインズウォーカー
2 ダク・フェイデン
2 時を解す者、テフェリー
1 精神を刻む者、ジェイス
1 ドミナリアの英雄、テフェリー
ボードコントロールを握るプレインズウォーカー達。
ダク・フェイデン
船殻破りとの組み合わせで相手の手札を何度も枯渇させるプレインズウォーカー。
1日のやり直しと違い遅いですが、自身の手札交換も兼ねている為
状況によって使い分けが可能。-2の能力を使用する機会もしばしば見られます。
時を解す者、テフェリー
青い環境を覆す1枚。とは言え非青系のデッキではマイナス能力の使い捨てで
自身を進めながら相手を減速させる1枚。
船殻破り+ダク・フェイデンに注力するのであれば増量を考えても良さそう。
使っても使われても不快指数は高め。とは言え強さが際立つため採用。
精神を刻む者、ジェイス
近年のプレインズウォーカーの強化で肩身が狭くなってきた1枚。
何だかんだでエターナル環境を象徴してきてきたカードの強さは健在。
現在ではサイドアウトされる事も多いですが、更地にジェイスと言う名言の通り
消耗戦の末に出てくるとかなり強力。
個人的には何度も助けられた1枚なので今回のデッキでも採用。
何度でも使える渦まく知識はやはり強いですね。
ドミナリアの英雄、テフェリー
精神を刻む者、ジェイスと並ぶ相手の心を折りに行くプレインズウォーカー。
現在はパイオニア・モダンの青白コントロールで人気の1枚。
ドローに除去にゲームエンドにと仕事をしない場面がほぼありません。
マナコストが重たい為、レガシーではあまり見られない1枚ですが
今回のようにのんびり勝ちに行くデッキではかなり良い仕事をしてくれます。
クリーチャーで勝ちに行けない場合のジェイスと並ぶフィニッシャー。
リリース当初より好きな1枚なので今回はぜひ採用しようと考えた1枚。

15 サイドボード
1 真髄の針
2 外科的摘出
2 夏の帳
3 紅蓮破
2 溶融
2 倦怠の宝珠
1 羅利骨灰
1 否定の力
1 空を放浪するもの、ヨーリオン
メインボードと同じく虹色の終焉を羅利骨灰に入れ替えました。
どこかに枠に狼狽の嵐の採用も考えていますが悩んでいる所ではあります。
墓地対策の外科的摘出もあまり好みでなく、虚空の力線に入れ替えたいのですが
虚空の力線の場合はデッキ枚数の都合上2枚では不十分で3枚以上が理想と感じます。
そうなった場合、何かを削るとなり溶融か否定の力となります。
現状、友人間で8Castがいない点を考慮すると溶融のアウトが良さそうですが
いざフリープレイとなった際に引き込めなくて悔しい思いをしたくないので
溶融を残すと否定の力が最有力ではないかと感じている所です。
自身は大会に参加しないとは言え、大会に参加される方との対戦を考慮すると
サイドボードである程度は見れるようにしておきたいと言うワガママ。
対コンボのマッチ経験があまりにも少ないので
経験を積むことによって視点は変わるのかな?と感じています。
メインボードはかなり手に馴染み始めているので今後も調整を続ける予定です。
いかがでしょうか。
何年も定着しなかったデッキがやっと形になり手に馴染むようになってきました。
構築当初はほぼ4色でしたが、5色を使用する賑やかなデッキに仕上がりました。
EDHの構築でもありましたが、誰かの事を考えるデッキではなく
自身のやりたいデッキを構築すると長く続くように思います。
また、先入観や苦手意識を持たず挑戦してみる事で新たな視点が見えてくるので
一度はチャレンジしてみる事も大切だなと感じました。
少し長くなりましたが以上になります。
今後もプレイ頻度が高くなりそうなのでじっくり使い込んで行く予定です。
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