【EDH】デッキを掘り下げた話①
- sayashizuna
- 2021年9月1日
- 読了時間: 4分
前回の記事で紹介したEDH。
レベルは5-6を想定していましたが、予想以上に完成度が高かったので
内容をもう少し深くお話ししようと思います。
統率者はコチラ。

ロフガフフの息子、ログラクフ・ジャムーラのシダー・コンド。
初の共闘でのデッキを構築しました。
前回の記事でご紹介したルールを基に構築の際に注意した点を含めたゲームプラン。
ロングゲームが想定されるので1枚のカードで複数・継続的に効果のあるカードの採用。
高速化しすぎないようにと全てのマナアーティファクトの採用を見送りました。
代わりにマナクリーチャーを多く採用しています。

左11枚が実質的にマナを生み出すクリーチャーです。
対して右のクリーチャーは全てエルフ。
主な役目はティタニアの僧侶・エルフの大ドルイド・養育者、マーウィン
この3枚のクリーチャーから引き出せるマナを増やす目的です。
序盤は1・2マナと太陽の指輪と同程度。
上手に運用するとかなりのマナを捻出できる為
マナを生み出す以外に他の仕事ができるエルフを採用しています。
採用しているクリーチャーの約半数がエルフです。
他のプレイヤーがマナアーティファクトを展開する中
こちらはマナクリーチャーを展開していく事を意識しましょう。

3・4ターン目と序盤、他のプレイヤーも準備を整える頃合い。
こちらは相手の行動を妨害する動きを始めます。
マナアーティファクトを採用していない都合、他プレイヤーの干渉はクリーチャー除去。
マナクリーチャーに全体除去をプレイするには勿体ない…と思わせる
干渉される手段が少ないタイミング、そのタイミング逆手に取った動きです。
目的は1枚で複数マナが出るアーティファクトや土地を破壊し減速させる事です。
1対1交換のカードが4枚に対し、1対複数枚除去できるカードは5枚。
害獣の侵入・力づく・汚損破は対戦相手のエンチャント・アーティファクトを複数枚除去
できるので積極的にプレイしましょう。
こちらのマナクリーチャーが豊富で相手のアーティファクトが無色のみの場合や
全体の展開によってはハルマゲドンをプレイする事で一気に減速を狙う事ができます。
このように序盤、自身は少しの展開をした後に妨害する事を意識する為
低マナ域のクリーチャーを多めに採用し、早期の復旧を狙います。

準備が整ったら使い切った手札を補充しましょう。
今でこそどの色でもドローが豊富になりましたが、やはり青と黒には負けます。
カードを引き続けてコンボパーツを探すデッキではないのでオマケが欲しいですよね。
今回は1枚で複数枚カードを引くのみのカードを採用せず
継続的にドローができるカードを多めに採用する事にしました。
理由は大きく分けて2つあります。
・クリーチャーの全体除去に弱い為、手札が少ない状況だと復旧が大変な為。
・ドローできるカードが少なく、ドローを進めても手札が枯渇しがちな為。
デッキ内容と色の弱点を補う為に一度プレイしておくと何度かドローができる条件を作る。
条件を満たすだけでは効果が薄いのでデッキを活かせるカードを採用する。
上段のカードがドローエンジンとなるカードです。
大半はエンチャントをプレイするとドローができるカードですが
宮廷シリーズ・宮殿の看守は統治者であれば自身の終了ステップに追加ドローができます。
統治者は戦闘ダメージを与えられると奪われるので、奪われないように注意しましょう。
紹介したカードの8-9割は4マナ以下に抑える事で序盤に展開をしやすく構築しました。
ベストな動きはマナクリーチャーの展開からハルマゲドン。
強化系のエンチャントがプレイできるのであればログラクフを展開が強い動きです。
手札が少ないと隙もでき、相手の妨害やこちらの行動も減ってしまいます。
青・黒が採用されていませんがドローエンジンとなるカードが8枚も採用されているので
手札に困る状況をなるべく減らした構築にしました。
・マナコストが重くてプレイできない
・ドロースペルがなくて手札がない
・手札がないので何もできない
自分自身が楽しくゲームをプレイする為の事前準備と言いますか…
キナンのデッキ構築で学んだできるだけストレスを感じないように構築を意識しました。
ガチガチのコマンダー向けの構築ではありませんが、緩く遊ぶには良いと思います。
今回のように普段はあまり構築しないデッキを考えるのも楽しかったです。
長くなったので、次回はもう少し内容を掘り下げる予定です。
デッキを構築したばかりで記事を書いている間にデッキが少しずつ変化はしますが
今回は当初のリストのままお話を続けていく予定です。
Comments